2011年04月29日

ぐるるれいん

レインハウスで
レインとぐるるるしていると
すべての災いがとおい夢のように想える。

紙粘土で最初につくったのはレインの耳。

http://www.youtube.com/watch?v=HiMnpw-HbLg


小学校の時に読んだ北杜夫のエッセイに
「楽園とは。
 人間がいないこと」と書いてあった。

人間の欲望がねっこだろう。

まだ足りない。
もっと欲しい。
よくわからないけれど
もっと欲しい。
なにかが足りない。

我々は愚かだな。

関西の詩人は
「戦争は地震じゃないからやめられるやろ」と。

科学は「自然に逆らうカンジ」で発展した。

自然の対義語は不自然で正しいのだろうか?

放射能や原子力発電所に媚びるような未来なんて
ぺっぺっとツバはいてくれるわ。

な。
レイン。
posted by カオル at 09:02| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月26日

人形写真

この作品はイタル。
オレが買って
渋谷に持っていき
写真家ミラクールが撮影。

R004359200.jpgR004359100.jpgR004358600.jpg

明智さん。
今回の案件での「カオルの役目」ってなんすかねえ?

ぽっぽー
伝書鳩です。

このふたつは基本的に手放す気がないけれど
「びっくりするような金額」だったらわからない。

高く買ってくれるのなら
タマシイでも売り飛ばしますわ。

お。
今回はほとんど文句を書いていないぞ。
じゃあ質問です。
「現在停止中の原発もんじゅの維持費1日5000万円が
 どうして電気代の基本料金にあらかじめ加算されているのですか?
 オレはいかなる原子力も嫌いだから払いたくないのですが
 と問い合わせをしてもどうして東京電力は話し中なのですか?」

あーお答えします。
えー。
そのけんにつきましてはー
法律とかでー
えー
直ちには影響がないものと考えております。


原子力発電所が事故を起こして
しあわせになるひとは誰もいない。
また対処法もない。
そんなものが存在していいわけがない。

いつになるかわからないけれど
「声明文」みたいなものを書くつもり。


ぶいーん
posted by カオル at 22:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

イタル画伯の作品

前回は「静止画」を載せたが
今回は3つの作品の動画。

イタルはそろそろ仏像をやる。

絵本黒猫物語のフィギアという感覚だが
これが紙粘土とは。。。

オレもやってみるつもり。

http://www.youtube.com/watch?v=mzDnqiTpV0E


イタルと息子のニキと遊んでいると豊かな気分になる。

受注生産するらしいから
欲しい人は連絡してね。
posted by カオル at 13:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

アジト通信鉛筆削りなど

オレがドコモで「iモード加入」したら
毎回ライブを「ネット配信」できるのだろうか?

でもそしたらわざわざライブ会場へは来なくなるのだろうか?

http://www.youtube.com/watch?v=ge04jNbG_gs


もう今年も三分のイチが終わるのだな。

今日は冬物を片付けた。
風鈴は昨年から吊るしっぱなしだ。

ちりーん。
posted by カオル at 01:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

おす

先日マリさんの家で会談をした。
愉快であった。
RCサクセションと唄うマリさんや
NHK連続ドラマの金子ノブアキを観て楽しんだ。

この動画によると
「いま原子力発電所がすべて停止しても
 停電の必要はまったくない」らしい。

この情報は広めないとと想った。

http://www.youtube.com/watch?v=yVbRyLyT_I0&feature=related

昨日も今夜もノートを一冊握りしめて
「自分自身を見つめ直そう」みたいなことをやっている。

レインはトコトコとにゃまままと
レインらしく暮らしている。


原発の被害は収まって欲しいけれど
オレは楽観的には考えられない。
レインハウスが「強制避難/警戒区域/放射線管理区域」になれば考えるが
オレもレインも被曝を覚悟する人生を選ぼうと決めた。

ただ「いつくるかわからない大地震」は別だ。

不謹慎だけれど
「人類史上はじめての状況」に立ち会えることが
なかなかおもしろい。

おりゃー
posted by カオル at 15:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月18日

黒猫物語 64ファージとキャンドル

100匹の黒猫物語

No.64 黒猫ファジーと黒猫キャンドルの場合


黒猫のファージーは被災地のネコでした。
食堂の路地裏を縄張りに
黒猫のキャンドルと夫婦ナカヨク暮らしていました。

満腹食堂のおばさんが
毎日ご飯をくれるので
ふたりはお腹が減ったことなんかありませんでした。

「ファジー。キャンドル。ご飯だよ。
 きょうはね。お刺身だあよー」
「ありがとう。
 ネコってさ。
 意外と新鮮な魚を食べられないんだよね。
 キャンドルのお腹の子猫も喜ぶよ」
「おばさん。いつもありがとうございます。
 わたしはきっと元気な子猫を産みます」
「たぁくさん食べるんだよ。
 必要なモノは用意すっからねえ。
 タオルでもお水でも。
 はらいっぱいたべるんだよお」

町のヒトビトはそれなりにしあわせそうでした。
あだ名や歴史や想い出やコンプレックスを抱えて
みんないっしょうけんめいに暮らしていました。

ある日突然町が揺れました。
おおきなおおきな地震です。
海も空も荒れ狂っています。

ファジーはキャンドルといっしょに逃げました。
ハシッテハシッテ高い山の高い樹にのぼりました。
「キャンドル。大丈夫か?」
「はい。でもノドが渇きました」
「そうか。この果実をたべよう」
ふたりは身を寄せあって震えていました。

翌日。
ふたりはお腹がすいたので満腹食堂に戻ろうと山を下りました。
「あれ?道をまちがえたかな?
 なにもないぞ。
 あ!めちゃくちゃだ。
 町が消えているぞ」

町もヒトも食堂もコンプレックスもなにもありません。
おおきなおおきな津波がなにもかも流したようです。
ふたりは途方に暮れました。

折れた電柱の張り紙を見つけました。
「黒猫レインをさがしています!!
 情報を集めています。
 またワケアリの黒猫さんは大歓迎!!
 カツオフレッシュパック食べ放題!!

 詳しくはレインハウスの詩人まで」

数日後。

シケモクを吸いながら詩人は言いました。
「少しは落ち着いたか?ハラペコはおさまったか?」
「ありがと。オレもキャンドルもラッキーだよ。
 ほんとうにここで暮らしてもいいのかな」
「無論だ。キャンドルはここで子猫を産むことになるけれど」
「嬉しいです。心細くないわ。
 他の黒猫さんもみなさん親切だから」

「ねえ詩人さん。
 テレビでね。放射能とかまた地震が来るって」
ファジーは不安げに訊ねました。
「ああ。らしーな。
 でもよ。レインハウスに限っては絶対に安全なんだ」
「絶対?」
「ああ。絶対にだ」
「どうして言い切れるの?」
「ここはな。世間とか現実からいちばん遠い場所なんだ。
 なんていうかな。
 天国や地獄や空(くう)とか
 そういったややこしい場所とは違うんだ。
 あのな。みんなの想いや思念や想像力にここは存在する」
「詩人さん。わたしにはすこしむずかしいわ」
「うむ。
 あのさ。キャンドル。
 オマエさんは暮らしていた町の景色を想い出せるか?」
「はい。満腹食堂も綺麗な夜空もみんな想い出せます」
「詩人。オレもだよ。あの町の海も月も路地裏もぜんぶわかるよ」
「それだよ。
 ファジーのアタマはオレの握りこぶしぐらいしかない。
 そのちいさなアタマの中におおきな海も町もはいってる。
 わかるかな?」

季節は春。
黒猫たちは日溜まりを分け合うように昼寝をします。
キャンドルは想います。
「わたしのちいさなアタマの中には
 満腹食堂のおばさんが暮らしている。
 きっと丈夫な子猫を産んでお知らせをしなくちゃ」

今日は詩人もひなたぼっこをしながら居眠り。
詩人の胸にファジーはそっと乗りました。
「詩人てばタバコくせいなあ。くふふ」
キャンドルは詩人の吸いかけのタバコを丁寧に消しました。




posted by カオル at 20:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月17日

カオルが立体化

イタル画伯が
すこし絵に飽きているようで
チカゴロは紙粘土をやっているらしい。

オレが買いたいが
とりあえず見せびらかそうと想った。


カオル人形.jpg

現物は観てないので大きさはわからない。

ほしいー。
そうだ。
誰かオレに買ってくれ。

ちなみにいまは「黒猫物語のトナカイやサンタ」をつくっているようだ。

posted by カオル at 16:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

キスシーン

我ながら気持ちの悪い動画を撮ったと痛感している。

http://www.youtube.com/watch?v=tTwRsvKojyU

レインはなぜか指先やクチビルなど
「タバコ臭いところ」を舐める癖がある。
何度も注意したのだが。

オレは便宜上「日々すこしづつではあるが
 着実に被曝をしているのだろう」と考えている。

5年から30年ぐらいに1000人にひとりが
被曝が原因のガンになるらしい。
もちろん汚染が酷くなれば確率は上がっていくだろう。

まだ調べていないし
放射の自体が「まだ新しい文明」だから
「動物は感知できるか/動物への影響」などのデーターが少ないらしい。
一説によるとクマムシやゴキブリは比較的強いと言うが
オレが気にしているのは「レインの場合」だけだ。

レインは多くの時間をベランダで過ごす。
オレは被曝の危険性を力説したけれど
やはり「太陽と風」が大好きだとレインは言う。
水はペットボトル軟水を飲んでもらっている。

町から国産のタバコが消えつつある。
誕生日プレゼントにタバコをくれたみなさん本当にありがとう。

大切に吸います。
posted by カオル at 19:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なるべく多くのヒトへ

京都大学の小出教授。
「原子力発電所に40年から反対していて
 自分も京大で原子炉の研究をしている」

「科学者としての生き様/倫理」が素晴らしいヒトだ。

オレは冷静でリアルな話し方が大好きだ。

http://www.youtube.com/watch?v=nO6notR1kk0

これは「2」を載せたけれどもちろん「1」がある。

小出教授は被災直後に
「神保 あえて最悪のシナリオを考える」というネット番組にも出ていて
個人的にずっと追いかけていた。

いわゆる「西の方」に住んでいる方はぜひご覧ください。

また数日前の「テレビでは放映されない枝野官房長官と東電」の質疑応答です。

http://www.youtube.com/watch?v=T9t6MRbCYTk&feature=youtu.be

テレビよりも編集されていないし
放映されていないから
「あなた自身の目」で
「東電や政府の言動」を確かめてみて下さい。

小出教授の長い動画。

http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk&feature=related


つまりオレたちには原子力発電所のためにできることはないし
原始的な方法でしか被曝を防ぐことができない。
来年の夏まで節電をしなくてはいけない。

とりあえずオレはやっと「このふたつ」がわかった。

福祉までライブができないか交渉中。

また
posted by カオル at 02:55| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

カオルのもごもご

原子力発電所はまったくよくなる気配がないどころか
どんどこ悪くなっている。

「高濃度の汚水」というが
どうして「その具体的な物質」を言わないのだろうか。
また「放射線量」はいまやどうでもよくて
「放射性物質」がどれぐらいまき散らされているのかが知りたい。

オレはマスクをしていたけれど
もともと好きじゃないからやめるかもしれない。
4月で47歳になった。
充分人生を楽しんだ。
被爆するのは嫌だけれど
「見えない敵とはっきりしない情報」に疲れた。

まだ若い若い子供たちが心配だ。

しかし。
ほんとうに恥知らずな国で
自分にも責任があるが日本人であることが嫌になる。
誰にも言わずにこっそり被爆した水を海に流すなんて。

以前このブログにも書いたけれど
「人類史上最悪の事態」だと想っている。
プルトニウムをはじめ
セリウム(セシウムじゃないよ)も外に出ている気がしてならない。
プルトニウムの半減期は2万4千年だ。

被災地のネコたち。

オレはちびちびとまた「黒猫物語のつづき」を書こう。
14ヶ月ぶりだ。
posted by カオル at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

アジト通信22時

すごく無意味な動画だよ。

http://www.youtube.com/watch?v=-XURiRVd_jA

オレもレインも元気だよ。
避難グッズにレインの缶詰たくさん入れたから重いよ。

あちょー
posted by カオル at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

アジト通信 テルミン

ちょっとだけレインが映っています。

http://www.youtube.com/watch?v=Y57b1l1lSmA

チカゴロのカオルは「お絵描き」に夢中。
サイズがちいさめのスケッチブック募集中。

ふいーん。

なんか気が抜けるなあ。

フイーン。
posted by カオル at 01:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

カオル 原発反対のデモについて

都内などで原発反対のデモがはじまっている。

正直オレはピンと来ない。
彼らの主張は「原発は危険だからなくそう」だ。
オレもそう思う。

だけれどそんな簡単な話だろうか?

いま日本全国の原子力発電所が操業を停止したら
当然電力は足りなくなるし
そこやその関連会社で働くヒトのシゴトがなくなる。

彼らには「そのリアルな事実に対しての具体的なプラン」はあるのだろうか?

オレは昨年の夏の電気料金は2000円代だった。
とくに節電したわけでもなく自然にそうなった。

関東都市部の電力の半分程度は
現状原子力発電所でつくられている。

ではみんな前年よりも「半分以下の電気代」にしよう。
「我々は個人的に努力な努力で革命的な節電をした。
 原発の電気を使わずに水力と火力発電で充分。
 だから直ちに原発の操業停止を」

最低このぐらいやらないと説得力がない。
モンスターペアレンツと発想が同じになってしまう。

中には「10倍の電気代を支払っても
 いまの電気をたくさん使う暮らしがいい」というヒトもいるだろう。
それがおかしいとはちっとも想わない。


30年前は今の「半分の電気消費量」だったらしい。
オレがセブンティーンの頃か。

おりゃ
posted by カオル at 19:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

節電に対してのカオルの理解

2011年4/8のNHKに
東京電力の副社長が生出演していて
「節電について」を話していた。
官僚的な曖昧な言い回しだったが
「カオルなりに理解したこと」をメモしておく。

1 計画停電は実施しない方向でいる

2 昨年夏の電力消費量は6000(単位は省略)
  今年は4000ぐらいしか電気をつくれない

3 だから個人にも企業にも
  20%ぐらいの節電をお願いする

4 この節電の状況は来年の夏までは続く

これが骨子。

東京電力はじめオレたちがいちばん恐れているのは
「突然の大停電」だ。
交通機関が麻痺して
パソコンなどの電気が突然落ちる。
工場飲食店などあらゆる電気を使っているところは事故も起きる。
そしてそれは簡単には復旧できないと。

どういう状況でそれが起きるのか。
それは「東京電力の電気供給量 4000」を
「越えた瞬間に起きる」らしい。

さて。
そして副社長は言う。
「停電はしないので
 コンセントなどには常に電気が通っている」

つまりだ。
「使いたい放題なのはいままでとおなじ」なんだ。
しかし4000を越えると大停電。

あくまでも「個人や企業の努力次第」なんだ。

「必要な電気」というのが「個人や企業の感覚」にまかせられる。
東京電力は「具体的な20%カットのやり方」を示さない。
単純計算すると
「昨年の電気料金よりも20%安くなるように
 全員が工夫しなければ大停電になるかもよ」なんだ。

考えようによってはすごく危険だ。

計画停電をきちんとやって4000を越えないように
東京電力がやればいいと想うのだが。
また「具体的な最低でもやって欲しい節電方法」を
教えてくれればいい。

しかし現段階では彼らはそれを言わない。
なぜか。
オレは想う。
「大停電などになった場合に責任をとらなくてすむように」だ。
「オレたちは言ったでしょ?
 みんなが努力して節電しないと大停電になるよって。
 みんなの責任だからね」

オレはそう感じている。

さらに。

節電を20%すればその分シゴトができなくなる。
だから給料も下がるし経済も悪くなる。
それが1年半は続くのだ。
また「個人消費」が減れば
観光などすべての産業に悪影響が出る。

さて。
どうしよう。
posted by カオル at 15:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

カオルが吠える

2011 4/8(金) 18:10
電線がひゅうひゅうんとうなっている



民間広告機構ACのコマーシャルが聞こえると
オレの脳みそは直ちにイライラする。

オレも日本のチカラは信じたいが
政府や東京電力などの無策愚策を眺めていると
直ちには信用ができない。
オレはねっこが貧乏人だから
「あのタレントのギャラは幾らだろうな」と。

詩の朗読のような気味が悪いCMも多い。
アレを観たヒトビトは
「そうだ。自分には思いやりが足りない。
 傲慢であった。直ちに反省をし思いやりをもとう」と想うのだろうか?

そういう「具体的な効果」がなければ
それは「広告の本質」を欠いている。
オレは想う。
「なんかがんばろう的なこと言ってりゃあいいんじゃんねー」
と。

オレは停電や有事に備えて
9日間関西で「アナログ生活」をトレーニングした。
パソコンもドライヤーも電子レンジもいらない。
テレビで「停電簡単レシピが流行っている」
「地震保険の相談が3倍に」と報道している。
オレはアクビがとまらない。
「サバの味噌煮の缶詰と豆腐を混ぜるとかなり美味しい」
「トマトジュースで野菜を煮込めば卓上コンロでオッケー」
その「レシピ」を真剣にメモしている奥様たち。

それらはオレの日常的な食事で豆腐は豆腐で
味噌煮は味噌煮で食べた方が美味いと想っている。
また野菜を齧りながらトマトジュースを飲めば
貴重な燃料も消費しない。

オレは言い切ろう。
「想像力のない愚鈍で
 政府や企業の忠実な消費者たちが着実に育ち
 日本全国を闊歩している」

もっと短いコトバで言うと「バカ」だ。
東京電力も保安連も政府もトップはバカだ。

バカにつける薬はネットでも売ってない。

オレはがれきの山を
レインをリュックに入れて
ブイーンブイーンと唄いながら歩くカオルとレインが見える。


おりゃー。
posted by カオル at 18:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オレは自粛しないぞー

朝陽につやつやとレインが光る。
ゆうべは風が強かった。

http://www.youtube.com/watch?v=PCBlbhXS4I4

原発のことはどうなるかわからない。
世界でも始めてだから。

余震や放射能漏れが落ち着いた後。
そこが重大なポイントだ。
「それから」だ。

〜というわけで
 人類は戦争という風習をやめて
 今回の日本の事件を教訓に
 核のない世界がはじまったのです〜

官僚のレトリック。
「直ちには影響がない」
(でも時間がたったら影響があるかもだけれど
 先に直ちには大丈夫だよと言ったし。 )

「今回の余震で原発は被害がない」
(現場のヒトを退避させたらしい。
 だから遠くから機械で観測したカンジでは
 「原発には被害が見当たらない」)

オレはこんな風に解釈している。

カオルの歌詞などに「ボクたち/ヤツら」とよくあるが
現在のこの「温度差/美意識/価値観の違い」だ。
20代前半。
横浜にべイブリッヂが建設された頃に
オレは「違和感」を強く感じはじめた。

ヤツら。
それは江戸の殿様よりもずっと古く
「米をたくさん所有する時代」から芽生えていたのかもしれない。

動物は基本的に「その場で食べられるちょうど」だけ食べる。
太りすぎても痩せすぎても運が悪くても生き延びられない。
動物たちには「医者へ行く」という選択肢自体がない。

人類もかつて狩猟採集の時代はそうだった。縄文時代。
弥生時代になってから「農耕/貯蓄」がはじまった。
不健全な欲望だとは想わない。
オレだって奥様が妊婦だったりお子様がいれば
「不安だから/安心したいから買い占め」をするかもしれない。
飢饉。災害がくれば食料はなくなるから。

その辺りのことは
HP図書館「新最後のアジトのどれか」に書いた気がする。

震災後のアジト。
それが最も重要だ。
posted by カオル at 07:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

旅の感想など

停電やデジタルが嫌で
3/26から神戸付近に潜伏していた。

金もなく居住環境も食事も劣悪よりちょいといいぐらい。
ホコリが多くてずっと鼻風邪のような状態。
ほとんどの時間を絵を描いて過ごした。

ライブの日はやはり楽しくて
京都夜想ワンマンはネット生配信をしてもらった。
店で食事をして早めに眠った。

早めに名古屋について
暇つぶしにスロットをしたらささやかに儲けた。
これで新横浜からタクシーですぐにレインと逢えるぞ。

5歳のときからオレを応援しているカズト中2と
楽屋で楽しく話した。
イチゴの差し入れがあったのだけれどものすごく美味しかった。
旅の途中に生野菜や果物を食べていなかったので
オレはそういうものに飢えていたんだなと想った。

ライブの後は興奮気味で
「よし徹夜で始発でレインに」と支度したり
洗濯して夜を明かした。

レインは「飛びついてきた」というカンジだ。
ヒザの上からはなれない。
オレも寂しかったから。

ワンマン当日は「あ。オレふらふらする。
 そういえば昨日の夜からなにもくってねーし徹夜だ」と。
リハで「新曲仮バースデー」をやった。

ライブは「火事場のバカ力」みたいにフルテンション。
自分が音楽そのものになっているような感覚。

終演後は完全に電源が落ちてフリーズ。

お客さんに挨拶もできなかった。

イチゴと「erosのロゴと写真入りチョコ」をもらって嬉しかった。
たくさんのフリービールとタバコ。蜂蜜。ケーキ。
ほんとうにありがたかった。

カオルは精神的には虚弱であるが
肉体はそこそこ頑丈だ。
だが。
使い果たしてしまったようで
カラダがガクガクのゴホゴホのふらふらである。

朝からずっと食べている。
posted by カオル at 16:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

無事帰宅

ただいま誕生日なう。

ただいま。

お帰りとレインがにゃままま。


http://www.youtube.com/watch?v=v4PabCKeRsU


名古屋も京都も
たくさん集まってくれて
ほんとうに嬉しかった。

旅先ではメールがみられない。
さっきパソコンを起動したら76件もあって途方に暮れている。

ツイッターの方は「カオルをフォローしてくれているヒト」を
旅立ちの日に全員フォローしたのですごいコトになっている。

チリもつもればマウンテン。

昔バンドをやっていた頃は
「ツアーの中日」などは
「体力やノドを温存しよう」などと
生意気をブッコいていたカオル。

だが。
チカゴロは「毎回全力投球しかできないオトコ」になってしまった。

カオル47歳。
老いてなお元気デス。

おりゃー
posted by カオル at 10:24| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする