2011年04月09日

節電に対してのカオルの理解

2011年4/8のNHKに
東京電力の副社長が生出演していて
「節電について」を話していた。
官僚的な曖昧な言い回しだったが
「カオルなりに理解したこと」をメモしておく。

1 計画停電は実施しない方向でいる

2 昨年夏の電力消費量は6000(単位は省略)
  今年は4000ぐらいしか電気をつくれない

3 だから個人にも企業にも
  20%ぐらいの節電をお願いする

4 この節電の状況は来年の夏までは続く

これが骨子。

東京電力はじめオレたちがいちばん恐れているのは
「突然の大停電」だ。
交通機関が麻痺して
パソコンなどの電気が突然落ちる。
工場飲食店などあらゆる電気を使っているところは事故も起きる。
そしてそれは簡単には復旧できないと。

どういう状況でそれが起きるのか。
それは「東京電力の電気供給量 4000」を
「越えた瞬間に起きる」らしい。

さて。
そして副社長は言う。
「停電はしないので
 コンセントなどには常に電気が通っている」

つまりだ。
「使いたい放題なのはいままでとおなじ」なんだ。
しかし4000を越えると大停電。

あくまでも「個人や企業の努力次第」なんだ。

「必要な電気」というのが「個人や企業の感覚」にまかせられる。
東京電力は「具体的な20%カットのやり方」を示さない。
単純計算すると
「昨年の電気料金よりも20%安くなるように
 全員が工夫しなければ大停電になるかもよ」なんだ。

考えようによってはすごく危険だ。

計画停電をきちんとやって4000を越えないように
東京電力がやればいいと想うのだが。
また「具体的な最低でもやって欲しい節電方法」を
教えてくれればいい。

しかし現段階では彼らはそれを言わない。
なぜか。
オレは想う。
「大停電などになった場合に責任をとらなくてすむように」だ。
「オレたちは言ったでしょ?
 みんなが努力して節電しないと大停電になるよって。
 みんなの責任だからね」

オレはそう感じている。

さらに。

節電を20%すればその分シゴトができなくなる。
だから給料も下がるし経済も悪くなる。
それが1年半は続くのだ。
また「個人消費」が減れば
観光などすべての産業に悪影響が出る。

さて。
どうしよう。
posted by カオル at 15:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする