部屋もすごく散らかっているのだが
誰かが訪れる予定もなく
掃除を手伝ってくれるヒトもいない。
さびしいとか退屈とは違う気がする。
たぶん慣れてしまったのだろうけれど
オレは途方に暮れているのだ。
間違った地図を見ながら
雲行きの怪しい海を漂う海賊船のようだ。
乗組員はレインだけ。
食事もまともなものを食べていない。
やりたいこともない。
生と死をある角度からみれば
たぶんオレは死んでいるのだと想う。
特に原因はないのだが
元日にきたあるメールで気分がすっかり萎えてしまっている。
なにか。
「書きたいなあ」と想うことがあるまで冬眠する。