2012年01月11日

デイライト

2004年の暮れにオレはいまと同じカンジで
ツカモトが贈ってくれた「デイライト」を4日ぐらいずっと
ずっと聴いていたことがある。

当時の日記で書いたような気がする。

作者の塚本晃本人がどこまで「意図して書いたのか」はわからない。
非常に個人的にいまも「胸を打たれるフレーズ」がある。
(憶測ではスラスラっとスムーズに書いている印象がある。
 サビの方がずっと考えられていて
 非常に覚えにくいのだが互換性がないコトバで緻密に感じる)

それは最初の部分だ。

 とるにたらない悪意と嘘 むせ返るような善意の渦
 気が狂いそうだ (変換ミスはご了承を)

オレには「気が狂いそうだ」ってのがポイント。
よくある。
「ああ。気が狂いそうだ。もう放っておいてくれ。
 ああ。そうか。
 気が狂いそうだというとことはオレはまだ狂っていないのか。
 いっそ完璧に狂ってしまえばいまよりも美しかろ」

あくまでもカオル個人の感覚。

年末の逮捕からずっとその「フレーズの日々」だ。

リアルタイムデイライト2行リフレインサブマリンデイズ

さらにこんな風に続く

誰が何を裁くのか
いまキミは新しい痛みをくれた
途方に暮れてしまいそうな
(抜粋。とてもいい曲なので知りたいヒトは買ってください)



留置所でオレはジェイと呼ばれ
12番と19番と同室で2週間過ごした。
みんなさまざまな痛みや過去や宿命をひきずっていた。
年末だから無銭飲食でわざと逮捕されて48時間の食事と暖房を得る。
福島の原発には借金こさえて西成あたりでくすぶっとるやつ脅して
放り込んだら3/11以降急に値段上がって
ひとりひと月放り込んだら150まんですわ。
女子刑務所も風呂は5日に1度で
からだを流すお湯は「ひとり桶6杯まで」と決められている。
だれが?
何を基準にその6杯が導きだされたのだろう?


担当の精神科医が変わった
ジェイ「せんせー。ズバリ直球投げますけどー
    依存症って不治の病ですよね」
医者「まあ。その。なにをもって完治したかを見極めるのはむずかしいというか。
   あのまあえー」
ジェイ「オレ知ってますー
    社会的に健康なものに依存したり
    依存とうまくつきあっていきましょー。でしょ」
医者「えーまー。はははははは」




オレは日本人であることを
ドチラカトイエバ「好きじゃねーなー」と
ガキの頃から生理的に想っていた。
「なんで国を選べねーのさ」

名古屋の大須商店街を歩きながら想った。
誰がこんなデザインのものを買うんだろう。
でも買うヤツがいる。
いろんなヤツがいる。

放射能で子供たちを殺しても
「それよりも自分の利益が大事で
 事故起きたからしょうがないじゃん」というヤツがいる。

ヤツがいる。
裁かれずに。

オレたち国民の皆様は
なしくずしに「ちぇー物価たけー」といいながら
しぶしぶ消費税を「払うしかない」んだろうと。


政治家は嫌いだ。
政治は悪い野郎かバカかずる賢いヤツしかいない。
そりゃあ中にはいいヤツもいるだろうけどさ。
だっていい看守だっていたぜ。
信じられるか?
この世に「いい看守」がいたんだよ。

とにかく毎日のように東京電力記者会見ライブを見ているけれど
ものすごくどんどん最悪になってる。


すべての神はなにもしなかった。
いままでと同じように。


ああ。
あのさ。
オレね。
「絆ジャパン」とか「がんばろう日本!」とか
生理的に気持ち悪いんだ。
その「行動」はいいんだよ。

だけど。
絆っていわれてもよ。
なんか安いよな。
トモダチ作戦とか。
ダサい。

あのヒトは日本人だから
平気で放射能を海に捨てる民族だから
なにするかわからないわよ
フジヤマ 芸者 ほうしゃのー

原発が廃炉になるという40年後にレインはいない。
たぶんオレもいない。

「死の町」と表現してクビになった大臣がいた。
よくわからないな。
政治家にしてはマトモな言語感覚じゃないか。
死体の汚染がヒドくて火葬しても処理する場所がない。
だいたい現場に近寄れないからホッタラカシだ。
そっれてさ。
地獄じゃねーのかい?

ダンテの神曲を軽く越えたよ。
事実は小説より奇なり。


ずっとテレビを観ていない。
プロパガンダって苦手だわ。


デイライトのコードはむずかしくて
そんなこんなで忘れてしまった。


posted by カオル at 00:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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