今回で「拘置所ネタ」はおわり。
まあトモダチかなにかが
逮捕されたら質問しておくれ。
ふたりの仲間が東京拘置所に留置されている。
面会はひとり1日1回だけ。
だからふたりとあうには2日必要。
またひとりは「実刑2年刑務所行き確定。移送日/場所未定」で
ひとりは「カオルが身元引受人/現在控訴して保釈か実刑4年か」だ。
差し入れられるモノもまったく違う。
今日は雪がチラチカする中を歩いた。
桃源郷レインハウスでは
「寒くてコタツから動かずに手の届く範囲のことだけ」なのだが
こういう時はヒゲも剃り
ちゃんとした格好でスタスタ歩く。
駅前でふと道に自信がなくなり
通りがかった地元中学生にたずねた。
「東京拘置所の場所を知っていますか?」
「いえ。わかりません」と彼はもっとスタッシュタツと
若々しく大股で去った。
カンを頼りにオレは歩く。
角を曲がるとさっきの少年も歩いている。
結局彼は東京拘置所の前を通り過ぎた。
不思議だ。
派手なネオン看板はないけれど
ちゃんと「東京拘置所」という文字はある。
彼は気がつかなかったのだろうか?
オレに教えたくなかったのだろうか?
ご両親は「その建物の特殊性について」など教えなかったのか?
「身元引受人」というのは
金融や賃貸住宅の保証人/連帯保証人」とはまったく違う。
例えるなら「婚姻届の証人」程度。
つまりそのカップルが離婚しようが犯罪を犯そうが
証人にはペナルティも責任もない。
ただ「婚姻届みましたよー」ってカタチだけのものだ。
町を歩くヒトは面会人か弁護士。
面会人の女性はなぜか茶髪にジーパンがすごく多い。
よくわからんが。
婚姻届も留置所内でも面会でも著作権契約書など
いろいろな書類を書いたモノだ。
しかし。
どうして。
「役所関係や銀行などのの書類は
住所記入欄はすごくちいさいのだろう」だ。
バレンタインデーの夜にレインがくれた手作りチョコは
カリカリぐらいの大きさで真っ黒で
美味しかったけれど甘いというより
「ダシの風味」というカンジでありました。
また毎週。