2012年04月16日

痩せたいヒトは小説を書くといい

たくさん食べてたくさん眠った。
うんこもでかいのが出た。

晴れて気持ちがよいので
レインの缶詰と原稿用紙を買って
ドトールで文字を書いていた。

ちなみに。
オレは原稿用紙の「裏」をつかう。
裏にして90度回転させ横書き。
あの「升目」ってのが大嫌い。

小説にはじめてチャレンジしているのだが
(ホントは「長い詩」のつもりなんだけど
 小説以外の呼び方を知らなくて)

小説を書くってのはやたらめったら腹が減る。
朝6時ぐらいに強烈な空腹でメガ醒めて
松屋だかすき屋でポン酢おろし定食大盛りを食べる。
昼も豚カツを食う。
夜はカツカレーを食った。

そんでずっと座りっぱなしだから
カラダがイライラして早歩きでドンキーホーテまでいく。
喫煙所でぼんやりしていると
いろいろなヒトビトがいろいろな格好で
いろいろな会話をしているのがきこえる。

オレはそれをじっときいていると
アタマの中で特にシロが騒ぎだす。
「もっと気持ちよくなりたい。
 世界を粉々に破壊して欲しい」

まだ登場していないピンクは
キズの手当をひとりで静かにしながら
ずっと黒い下着姿のまま泣き続けている。
「どうしてわたしは暴力が心底怖いのに
 暴力的なオトコを好きになってしまうのだろう」

クロは「ゲシュタポのライブに行きたい」と。

だから小説は腹が減る。
痩せたいヒトは小説を書くといい。


次のライブはまだ未定だけれど
(9月前半にサンバカ予定)
千葉ルックのひろしくんと「ぜんぶ新曲ライブ!」
「カオルさんそれは飛ばし過ぎ」とか
ヤリトリしているのでお待ちくだされ旦那様。


ずっとひとりというのは寂しいけれど
なんでもぜんぶ自由にひとりで好きにやれる。
すきな時に好きなものを食べて
すきな時間に眠る。

それは寂しかったり
いつも部屋の電気が暗かったり
話し相手がレインだけだったり
人肌や性欲を持て余すときもあるけれど
「両方」ってのは欲張りすぎだ。

「家族」がいるヒトは「ひとりの時間」に
恋い焦がれるのだろう。
いくら愛しているパートナーと子供でも
すっと四六時中いればケンカにもなる。

親でも嫁でもなく「自分自身である」という想いがあるのが人間で
トイレと風呂しかひとりになれないヒトも多い。
深夜家族が寝静まった頃にパソコンでなにかしたり
イヤフォンで好きな音楽を聴いたり。
朝から満員電車で働いて休日もゆっくり眠れなかったり。
たとえば今度のゴールデンウイークの本音を言えば
「家族サービスとか一切なしでへそくりの12万円を
 ずっとひとりで家にも帰らず使い切りたい」とか
痛烈にそう想うヒトだっている。

「あるモノねだってもしかない」といったのは
赤毛のチェリーだったよな。

オレはすごくすごくがんばって
やっと自由を手に入れた。

詳細は書かないけれど
「刑務所からの手紙」や
「カオル逮捕のその後」でも
ものすごく精神的に疲弊をするコトがあり
それもさっきやっと終わらせた。

オレの精神は相当タフだと想う。

明日はお昼に精神科という予定を入れた。
シロじゃないけど少し愉しみである。
「シロの視点」で待合室を眺めてみよう。

よし。

ひとつだけ教えてあげよう。

シロは美容院に行く。バッサリ切って。いままで切ったモデルや芸能人等
くらべることすら失礼な圧倒的美しさにビビるカリスマ美容師。
クロが笑いながらハサミでこけしのように切る。「しゃぶりやすくなったな」
カリスマは我にかえり素晴らしいショートボブに仕上げる。プロの仕事。
そして必要がないほど長いまつげなのにつけまつげをして
例えば「一流の音楽家が弾いたストラディバリオスの音色とアラスカのオーロラとどっちが綺麗か」というレベルの新しいメイクアップされた美しいシロがそこにいる。
そしてタクシーで帰るんだけどその運転手が「2章の運転手」なんだ。

どーなるんですかね明智さん。


「レインブラック」のブログの方に連載しようか。

1行ずつ。


ぐははははははは

ってさ。

いいか。
今回のブログ自体が
「クロシロという小説の一部」であり
そのクロシロという小説が
もっとおおきな「カオルがやろうとしていることの一部」だ。
とか。

実際のところ。

どーなのよ?

はっきりしていることはただひとつ。

オレが書かねば
「これ以上物語は続かない
 この物語に魅かれたヒトビトは
 シロのように乾いてしまう」だ。

オレが書かなければ
絶対に誰にも続きは読めない。

まあ書くけどね。
書きたくて仕方ないから。

それにしても爽快な気分だ。

もしもオレに運転ができたら。
すごくクールなハーレダビットソンにまたがって
くだらない車を余裕で抜きながらフリーウェイを走ってみたい。


しゅっ!


posted by カオル at 14:02| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする