2012年04月21日

わざと迷子になりながら

おす。

今日はふた駅歩いたぞ。
肩で風切って歩いたぞ。

色はクロだが
春用のシーツカバー等を買った。
すべすべの生地が気に入ってる。
色はレインの好みを尊重したよ。

もうすぐおふくろの誕生日だが
「歳の話をするな」と言ってる。
孫の話をしているときがいちばん愉しそうだ。

「このあいだカオルにもらったお菓子を
 孫にプレゼントしたら喜んでたよ。
 それで中身はなあに?って訊かれたからさ。
 アタシはあなたの好きなチョコとカッパエビセン。
 そしたら孫ったらそういうのは言わない方がいいんだよ。
 おばあちゃんそういうのは愉しみが減るからって
 誰に似たんだか。まあカオルの子供の頃にくらべれば
 まだまだおとなしいけどね」

と話し相手になって
飯を食わせてもらって
風呂も入ってオヤジの書斎や書庫から本や
ガキの頃から欲しかったペーパーナイフを持ち出して
そんな風にチカゴロは暮らしている。

オレはもう48歳になった。
でも。
40年経っても
「おとなになればわかる」と言ってたことが
まだ先生オレわかんないんですけど。

消えないキズもある。
それはオレの眉毛にある。
色々あってガラス窓に突っ込んでしまったのだ。


今日は散歩しながら特に「裏通り」を選んで
わざと迷子になりながら
「ヒトビトの生活/営みのムード」を
しっかりとイメージできたのが収穫だ。





お。この茶店(サテン)まだあんのか?せいふくでも脱げば喫煙オッケーのありがたい店だった。しかし金貸し屋の看板ばっかだな。とか路地裏のカレーのにおいが20年ぐらい前にまだ中国に返還前の香港に滞在していたあの頃を想い出す。だいたいひと月ぐらい。まだ九龍城がある頃でオレもスラムに近い重慶飯店ワシントンゲストハウスに滞在していた。ガッツと希望しかない27歳だった。


じゃあ。
よい週末を。

ちゃお!
posted by カオル at 13:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする