ずっと書いていた。
小説は腹もへるけれど便秘もするなあそうかだからいつも精神病院のクスリ袋には便秘薬があってそれは小説をオレがいずれ小説を書くであろうといういんちょー先生の先見の明だと寝不足気味のカオルは想った。
外はひさしぶりに晴れて愛猫レインは存分にうたたね。
ラストシーンまで一気に下書きをと徹夜でがんばったがすでに50歳が近づいたカオルの肉体には
「13章 今度は凍りついた弁護士と店内の「ピンクとグレイ2」の巻」が限界だった。
カオルは無精髭を撫でながら「浪費をしたい。飯を食いたい」と願っている。
まるで敗戦処理の定年間際のピッチャーのような足取りでカオルは「街」へ歩いてゆく。
いいか。
名指しの個人攻撃は
「このブログでは絶対ダメ」だ。
どんな理由があってもダメだ。
怒りが収まらない場合は返信用アドレスを明記して
HPにメールしろ。
いいか。
オレが「いい」と言うまで動くなよ。
そういうことをしたヤツは。
「カオルの記憶」から完全に抹消するから。
ちょーしに乗りすぎないようにねカオル君。
よいこには濃厚なキスを。
させてやってもよいかな?
くしし。