前日がヒドい嵐で
マジで夜行バスで行こうかと想ったが
運よく晴れた。
出発の新幹線の喫煙ルームが満席で
空くのを待っていた。
ひとり髪がボンバーな女性がかっこよくタバコを吸っている。
そのヒトの隣が空いたので
顔をちらりと見ると金子マリ。
「なんでいるんですか?」
「よっぽど縁があるんだね」
「今日から京都で7デイズですよね。
明日は京都で空き日なのでいきます」
マリさんは今日はわたしに逢ったから
きっといいライブになるよと
ジブンが四葉のクローバーのような発言。
大阪で店がわからずうろついていると
真っ赤な四駆にクラクションを。
「カオルく〜ん」
「え?」
サンバカの企画を立ち上げた横浜サムズアップの
元ブッキングマネージャーの小林君。
リハにも顔を出し晃士もびっくりして
なんだか横浜にいるような気分。
まさに4月バカ。
マリさんの予告通りによい夜だった。
お客さんもみんなちゃんと聴いてくれて
終演後は晃士応援チームのお姉様方にホテルまで案内してもらった。
京都ではケンケンと竜之介君という中学生のスーパーギタリストと逢った。
帰りに河原町というあたりで風俗の客引きがよい青年で
ちょっと遊んで帰って王将で飯を食って寝た。
そして名古屋はまた嵐。
ニュースでは夕方18時頃にピークだと。
お客さんは来れるのだろうか。
すごい風と雨でチェックインする時に遭難するかと想った。
しかし風はまだ強いけれど
雨は16時頃にはやみ晴れ間さえ見えた。
オレのお客さんは3人だったけれど
共演者の若い女性の父親がCDをたくさん買ってくれた。
本当にありがたいと。
夜は差し入れてもらったリンゴとイチゴを食べた。
さっき帰ってきた。
たくさんメールが入っていて
何かと想ったら今日はオレの誕生日だった。