好きな曲をヘビーローティーション。
「身元引受人差し入れなど」が一段落。
彼は3年7ヶ月の刑に服する。
すごく疲れた。
精神も肉体も。
現金を差し入れるときは
「所定の用紙を所定の窓口」に記入して出す。
老眼鏡はまた別の窓口へ別の書類で申請。
中に薄い説明書が入っていて
「これは差し入れられない」といわれて
「でも説明書はあった方が」と答えると
「でも差し入れ品目に書類と記載して〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
オレはめげた。
最後にチョコの大袋を1週間分を
また用紙に書いて。
オレの逮捕から今回の身元引受人まで
とても得難い体験をした。
しかし気づかないうちに相当緊張していたのだろう。
でひーっと疲れてしまった。
そうだ。
身元引受人のことはおふくろには内緒だぞ。
「またアンタ気軽に。え?
だって身寄りがいないって?
だけどアンタはどうして寅さんみたいバカじゃないのか」など
叱られてしまうからだ。
体験をした。
「カオル好奇心の端末」の瞳は
非常に「多くのもの」を見たよ。
なんというのかな。
ガキの頃からそうなんだ。
「耳年増の逆」みたいなカンジで
「ぜってー怪我する」といわれると
ホントに指を少し切るまでやってみないときがすまない。
「その文具などの本来の使い方」以外を発見したときは嬉しかったな。
ボールペンを改造してジュースの素を仕込んで
トイレのコップでジュースにして自慢したりさ。
好奇心のカタマリで
イタズラが大好きだった。
基本的なところは
その時期にすでに「できていた」のだなと。